今回はカメラを日頃使う上での、リスクヘッジをまとめてみます。
この記事をご覧いただいているのは、最近カメラを始めた方や、どっぷり沼に使っている方だと思います。
そもそもPV数がまだまだ少なく、アクセスが無い日も当たり前のようにあります…
最近カメラを使い始めた方は、これからの長いカメラライフにぜひ参考にしていただければと思います。
どっぷり沼に使っている方は、ご自身が普段行っているリスクヘッジに照らし合わせて少しでも参考にしていただければと思います。
今回の記事はかなり長く、テキストが続きます。
リスクヘッジと聞くと、落下?故障?モノ忘れ?と考える方が多いでしょう。
それぞれ想定できるリスクについて対策するのがリスクヘッジです。
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買える安心は買っておこう
想定できる事例をまとめてみました。
私は大丈夫だろうと思っていた矢先に、機材を壊してしまったり、トラブルに見舞われることがあります。
その前に買える安心を買っておこうというのが本記事の主旨です。
レンズに指紋・汚れがついてしまった(事後)
こんなとき、服の袖で拭いてしまったり、適当なティッシュで拭いてしまうのは良くないですね。
クロスやレンズペンといったレンズの前玉を掃除できるを携行したほうが良いです。
指紋・汚れ以外にも役立つのが、寒暖差で結露してしまった際です。
使い捨てのレンズクリーナーでも問題ありません。
ハクバ HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 【レンズ用】
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カメラの落下・機材の破損を防ぐ(予防)
カメラの落下・機材の破損はなぜ起こってしまうのでしょうか。
・ストラップを付けていなかった。
・ストラップが引っ掛かって三脚から倒してしまった。
・雨で手が滑った
こうした少しの油断で大切な機材が入院する羽目になってしまいます。
普段私が使っているアクセサリーをご紹介します。
アンカーリンクス AL-4
カメラからストラップを素早く脱着できるという優れものです。
ストラップは常時つけておけばいいとは私は思いません。
時に装着していれば安心ですが、時にリスクになります。
・普段首から下げてスナップする(安心)
・三脚に固定して撮影する(リスク)
首から下げてスナップする分には当然ですが、安心です。
しかし、三脚に固定する際はストラップがプラプラしていると引っ掛かり、三脚ごと転倒する可能性が高まります。
付属のストラップをそのまま三角環(さんかくかん)に付けている方が多くいらっしゃいます。
付け外しが面倒くさいというところから、落下・破損事故が起きるリスクが高まります。
前述しましたが、素早く脱着できるというのはリスク回避にも繋がりますが、シャッターチャンスを逃さないという点でもメリットがあります。
メリットだけではなく、デメリットもあります。
カメラに付けっぱなしにするアンカーがグリップにかかり邪魔になることがあります。
肩液晶のあたりにアンカーをのせて、握りこむ際に邪魔にならないようにしています。
他にあげるとすれば、値段ですが、良いものはそれなりの値段がします(納得)。
Amazonでは偽物(俗称:パチモン)が販売されていますが、耐久性があるか不明です。
必ず正規品を買いましょう。
PeakDesignTokyoか、銀一スタジオ、ヨドバシカメラでの購入が安心です。
Peak Design ピークデザイン アンカー リンクス AL-4 (ヨドバシカメラ)
Peak Design(ピークデザイン) アンカー リンクス / AL-4(銀一オンラインショップ)
カメラにあった剛性のある三脚を使おう(予防)
カメラにアンバランスな三脚や雲台を使うのはおすすめできません。
小さいカメラに剛性のある三脚や雲台を使うのは一向にかまいませんが、大柄なカメラに小さい三脚を使うのは危ないです。
購入時気を付けているのは、パイプ径と耐荷重です。
なるべく太いものを選ぶのがベストです。
耐荷重はギリギリではなく、少しでも余裕があったものが良いです。
できれば実物を量販店などで触ったほうがいいです。
もう一つ重要なものを忘れていました。
"アルカスイス互換" です。
こちらも同じく簡単に脱着できて、L字ブラケットをボディーに装着していれば縦横位置を簡単に変更できます。
私の使っている三脚はINNORELという中国のメーカーの三脚です。
中華ということで心配でしたが、問題なく使用できています。
脚をすべて伸ばした状態でも大きくグラつくことはありません。
自由雲台のセットです。
INNOREL カメラ用 カーボン 三脚 自由雲台 キット センターポール付き 25KG耐荷重 10-170CM高さ 32/28/25/21CMパイプ径 トラベル 運動会 (GT324C+N44)
長く使わないときはバッグに入れて持ち運ぼう(予防)
スナップして疲れたから休憩しよう。
こうした際にそのまま首からかけっぱなしにしたり、テーブルの上に置いておくのは少し怖いですね。
簡単に持ち運べるショルダーバッグタイプがおすすめです。
普段使用しているのは以下のものです。
Z9 + Z24-120 f4/s の標準的な組み合わせはきついです。
Z8、α7Ⅳ、R5mk2 あたりのベーシックなサイズ感のカメラボディーと標準レンズであれば全く問題ありません。
仕切りを使えばレンズをもう一本入れてみたり、ペットボトルを入れたりできます。
凄いところは拡張できるところです。
拡張?どうやって?って思う方が多いでしょう。
拡張後、11Lから13.5Lほどになります。
高さが伸びるため、70-200などの背の高いレンズでも垂直に入れることができます。
またクッション性も高く、軽くぶつけても安心です。
ヨドバシカメラでの購入をおすすめします。
ヨドバシカメラ川崎には実物がありました。
PGYTECH OneMo スリングバッグ 11L (グレーカモフラージュ) (Amazon)
PGYTECH OneMo スリング バッグ 11L スペースブラック P-CB-163 (ヨドバシカメラ)
カメラは常に防湿庫に入れよう(予防)
梅雨の時期に写真を撮りに行き、そのままカメラバッグにカメラをしまっておけば、カビてしまうリスクが高まります。
私は撮影から帰ってきた際、ボディーとレンズの外装をアルコールティッシュで軽くふいています。
(本当はよくありません。マネしないように。自己責任でやっています。)
外装を拭き、乾燥させてから防湿庫に入れます。
以前のカメラを使用していたときは防湿庫には入れず、バッグの中に放置していました。
結果的にはカビなかったものの、カビが生えてしまってからでは遅いです。
以下の防湿庫を使っています。
防湿庫 ドライボックス HB-50EM HBシリーズ タッチスクリーン LEDライト内蔵 ECO省エネ 無振動 静音 鍵付き カメラ収納ケース (50L) - Amazon
少しサイズが小さかったです。
もう一回り大きなサイズのほうがいいでしょう。
HOKUTOの場合、HS/HP/HB(上位↔下位)となっています。
一定の湿度を保って自動で調整してくれるモデルです。
カビを殺菌してくれるお高い防湿庫もあります。(東洋リビングなど)
予算に余裕があるのであればそちらをおすすめします。
防湿庫を焦って購入する梅雨の時期が一番値段が上がり、逆に冬の時期は安くなります。
モノ忘れ(予防)
ここまでは、機材そのものの物理的リスクについてお話してきました。
つぎはモノ忘れについてです。
人間は誰しも忘れ物は必ずします。
せっかく遠いところまで来たのに、メモリーカードを置いてきてしまった。という経験のある方はいますでしょうか。
SDカードならまだしも最近のカメラは、CFexpressやXQD(あんまり無いか…)に対応しており、コンビニには売っていません。
できる対策としては、予備の役目も含めて、カメラバッグの中に入れておき取り出さない!というのが挙げられます。
なぜ忘れれるのか→カメラから取り出すからです。(笑)
最悪忘れてもいいように、バックの中に常駐させておくのが一番かと思います。
メモリーカード一つとっても、数万円します。
これでもCFexpressは普及してきたのでだいぶ値段は落ち着きましたが…
ProgradeDititalのCFexpress Type-B COBALTを2枚挿ししています。
安定性抜群のカードです。
ProGrade Digital CFexpress 2.0 Type B COBALT 165GB(Amazon)
リーズナブルなNextorage製のカードもあります。
タイムセール時に3000円ほど安くなります。
保険として2セットほど買い増ししたい(する予定)です。
Nextorage 日本メーカー CFexpress TypeB 512GB 最大読出し速度1950MB/s 最大書込み速度1900MB/s NX-B2SE512G ネクストレージ (Amazon)
CFexpressの詳細な解説は柴田さんの動画が一番参考になります。
【Nextorage CFexpress4.0 TypeB B2Pro】超高速カードリーダーと合わせ魅力を解説
【Z9とR3に相応しいカードは?】 CFexpress Type B 徹底比較!衝撃の結果が判明!?
エグい。次世代CFexpress4.0を買わない理由がない【ProGrade】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
買える安心は買っておこうというのが今回の主旨でした。
少しでも参考にしていただければ幸いです。